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防水材の種類
最終更新日:2021-01-12
防水材の種類
アスファルトルーフィング 940
JIS A-6005によって規定されているアスファルトルーフィング940は標準の防水材として広く使用されてきました。屋根下地用防水材として長い歴史と実績を持っています。
改質アスファルトルーフィング
アスファルトを改質し、高機能化した材料が改質アスファルトです。改質アスファルトの特性を活用した改質アスファルトルーフィングは、アスファルトルーフィング940の欠点を補い、高い防水性能を備えます。
改質アスファルトルーフィングには不織布を用いたものなど、さまざまな構成の製品が存在します。施工環境に適した製品を使用することで、より確実な防水をおこなうことが出来ます 。一般社団法人日本防水材料協会にて推奨品質を定めたARK04s規格品や同等以上の製品が数多く流通してます。
<JWMAリンク> http://aspdiv.jwma.or.jp/jutaku/jutaku-01.html
粘着層付改質アスファルトルーフィング
緩勾配の屋根や流れの長い屋根用の防水材に粘着層付改質アスファルトルーフィングを用いることを推奨しています。粘着層が下地と接着するため、固定用の釘を用いる必要が無く、漏水のリスクを軽減できます。緩勾配屋根で発生する可能性のあるルーフィングと下地との間に水が回り込むリスクも防ぐことが出来ます。また、貼り付けられることから、改修工事(カバー工法)にも利用されています。